起業セミナーに参加して気づいた“自分らしさ”

業務内容
■スペイン語の個人レッスン
■Mama salsa
(サルサのリズムに合わせて、子育て中のママたちが赤ちゃんを抱っこしながら踊るダンス教室。定期的に発表会を実施)
■ヨガ(女性専用・少人数制のヨガ教室。子連れヨガ・妊活のためのヨガ・マタニティヨガ、出張ヨガのクラスなど) 

会社URL:
http://www.elviento-matsuyama.com/

起業しようと思った理由、きっかけ

出産を機に仕事を辞め、自分の働き方に迷っていました。そんな時、松山市の事業でワークライフ・コラボが実施する、女性の起業支援講座「なでしこドリーム・プロジェクト」に参加しました。

出産で専業主婦になった時に「私にはコレがある!という専門的な知識や技術を持ちたい」と思っていたからです。生後三ヶ月の下の子をベビーカーに乗せ、思い切って参加しましたが、その時はただぼんやりした夢で、「自分は何がしたいのか」もわかりませんでした。
講座を受け自分の想いを整理したときに、妊娠で体調が悪かったこと、妹が整体院を起業し刺激を受けたこと、長く続けられることから“健康”を軸に目標を持ちました。

当時子どもは2歳と0歳。保育園は共働きでないと預けられず、起業準備中では自治体に申請を出せません。預け先を確保するには「働いている」事実が必要だったので、まずスペイン語教室を開設しました。青年海外協力隊でドミニカ共和国に派遣されスペイン語を習得していたからです。
自分の特技や“好き”を活かしてまず起業し、預け先を確保。その後、福岡県に通いヨガ指導者のトレーニングを受講し、資格を習得しました。

起業して良かったこと

ヨガ教室をはじめた頃は、すぐに生徒さんは集まりませんでしたが、ドミニカで得たスペイン語やサルサを教えるうちにヨガも口コミで広がっていきました。
サルサもヨガも「自分だからこそできる価値は何か」を探り、子育て中のママと赤ちゃんが触れ合うママサルサ、マタニティヨガや子連れヨガなど「ママに寄り添うこと」に方向性を定めました。

起業してから日々充実しています。生徒さんのリクエストに応えたいと思うので常に学ぶ意欲が湧いてきます。また、祖父母や夫にも仕事の進め方ややり方などをその都度相談し、私の働き方を理解してもらえたことは、私にとってとても嬉しいことでした。
子ども、夫、自分のために土日祝日や夜のレッスンはせず、平日に短時間で効率よく働けています。働き方はメンタルに大きく作用し、“いつも自分らしくいられる”ことを実感しています。

現在の課題

ホームページの作成、お金の管理、予約の確認など、実際の業務内容と直接関わりのない事務的な作業に大幅に時間をとられてしまっています。
仕事が気になってしまい、時には家族だんらんの時間に作業をしてしまい、夫に指摘されたこともありました。事務的なことは子どもが寝てから行っています。全て自分でやらなければならないので、時間管理が家庭に影響してきます。
一人で全てやっているのは代わりが利かず、自由なようで自由ではないです。また家族の協力なしには続けられないのも課題です。

ご自身のワークライフバランスについて

常に仕事のことは頭にあるので、子どもとの時間にも考えてしまうジレンマもありますが、今のワークライフバランスは理想に近い状態です。
el viento YOGAを手さぐりでスタートしてもうすぐ1年になりますが、現在はスペイン語もサルサもヨガも少しずつ生徒さんが増えて、頭の中で描いていたことが徐々に形になってきました。

自分の目標を設定してお金と時間のバランスをとり、目指す方向性を絞っています。日々のレッスンの内容や事務作業についても、うまくいかなかった原因を分析し見直して、スピード感を持って“取捨選択”しています。

何かをはじめたい女性へメッセージ

「起業」・「ビジネス」と聞くと少し構えてしまうし、なんだか自分には別世界のもののように感じます。
しかし、私の場合「今後の人生をどんな風に過ごしたいのか」、「自分らしくいられる仕事って何か」そんなことを考えた時、その先に「起業」がありました。

出産、子育て、入園など日々変化する環境に合わせて、その都度自分の価値観と向き合い、それを家族と共有することが大切だと感じています。