12月2日(土)、「キャリスタ塾×花、ひらくプロジェクト 起業セミナー in かがわ」が、
さわやかな冬晴れの中、高松市ヨット競技場で開催されました!

海沿いの広いデッキ、全面ガラス張りの窓、ひらかれた空間、光を浴びてキラキラと笑う波模様と揺れる白い帆…と、
そこに来ただけでもワクワクするような会場に、39名の女性が集いました。

最初に参加者の心をつかんだのは、
高松市の松下副市長と今回の共催者であるNPO法人あした香る代表の馬場さんの掛け合い漫才!?
素人感満載のオープニング漫才(笑)に、会場は一気に和やかな雰囲気に。

そんな中で始まった地元の先輩女性起業家さんたちの自己紹介とクロストークもとてもイイ感じ。「手が震える~っ」と言いながら話す方、副業でやりくりしながら起業している方、決して“雲の上の人”ではない「ああ、こんな人いるいる!」といった身近なお話はキチンと心に入ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

有限会社 赤松牧場 ロイヤルファームアカマツ/赤松美智子さん

 

 

 

 

 

 

両親の想いを引き継ぐ形で家業についた赤松さん。
学んできた自信や事業を引き継いでいく自分の想いとは別に、
資金借入のための事業計画や書類作成の経験が、より現実的に考える良いきっかけになったとのこと。自分の日々の積み重ねが結果につながると実感されたようです。

 

オーダーメイドセラピー「てせら」/花岡京子さん

化粧品会社でお客様を笑顔にできるエステに出会い、29歳の時に「やりたいことをやろう」と決断し帰郷。「できるかできないか」ではなく「やりたいかやりたくないか」と考えたときに、“できない理由”ではなく“できる理由”を考えることができ、前へと進めたそうです。

 

株式会社 農業工房かべっこ/六車亜弥さん

父・弟と3人で農業経営。
加工・販売を担当する六車さんは、マルシェを通じて生のお客様の声を取り入れながら、販売の形をつくっています。
また、農業体験を通じて農業に触れ、作物を知り、そして安心して味わってもらうことで地産地消・地域貢献にも取り組んでいます。

 

八百屋ひとみ 地讚知shok/須賀ひとみさん

野菜ソムリエの須賀さんは、自分の“想い”を伝えるため「作っている場所に人を連れて行こう!」と活動。
やがて作り手の“想い”に触れ、それをもっと伝えたい、人をつなぎたいとマルシェや移動販売、イベント開催と奮闘中。
やりたいことをやっていたら起業になっていたそうです。

 

株式会社 サンクラッド/馬場加奈子さん[コーディネーター]

最後は今回の仕掛け人である馬場さんです。

馬場さんは、社会の流れに取り残されないために人とのつながりを大切にし、実際に出向いて話を聞き、持ち帰り、それをどう取り入れるかをスタッフと話し合うそうです。
人が困っていることに向き合い進んでいれば、人がつながりお金もついてきたそうです。
これってニーズを拾い展開するという、まさにマネージメントの基本ですよね。

 

後半はグループディスカッションでそれぞれの疑問や思いを自由に話す時間です。

誰かの疑問が共通の疑問だったり、あるいは誰かが解決のヒントを持っていたり、
話がどんどんつながり、皆さんの表情がさらにイキイキとなるのがわかる時間となりました。

        

それぞれの感想をお聞きしていると、不安だったことが軽くなったり、自信につながったり、
一様に次の一歩へと進む気持ちの高まりを感じました。

今回のセミナーがとても良いセミナーになったことは、
その体感時間の短さと、会場を後にする皆さんの表情で十分に感じ取ることができ、本当にうれしい限りです。
関わったすべての方に感謝しつつ、また新たな機会をご提供したいと思っております!!

共催メンバー (皆さまのご尽力に、心から感謝いたします。)
・高松信用金庫
・NPO法人 あした香る
・高松市
・NPO法人 ワークライフ・コラボ