「自立と自律 〜なりたい自分になるために〜」

業務内容
マクドナルドFCオーナー
松山枝松店、宇和島店、56号大洲店を経営
起業しようと思った理由、きっかけ

子どもが幼稚園に入ったことをきっかけに、たまたまマクドナルドのアルバイトを始めました。アルバイトといっても外資系の会社ですので、やる気があればどんどん自己成長ができる仕事内容でした。最初は2・3時間のアルバイトだったのですが、楽しさのあまりどんどん働く時間を増やし、3か月後にはマネージャーとして責任をもって働くことになったのです。

その頃から人材育成や接客が天職と思うようになり、仕事の楽しさを感じるようになりました。子供が中学校を卒業し海外に留学しましたので、私も人生の再スタートとして正社員として入社、そして店長になったとき、永遠にこの仕事をしたいと思うようになり、そのためには「オーナーという道がある!!」と知りました。
自らの望みをかなえるため勉強をし、キャリアを積み、入社して7年半でオーナーにタイトルアップできました。

起業して良かったこと

いつも感謝の気持ちでいっぱいです。従業員約200名に助けられながら笑顔で元気にいれるのは、周りの人たちのおかげです。マクドナルドは15歳から70歳くらいまで幅広い年齢の方が働いています。それぞれの強みを見つけて、店舗で力を発揮している姿を見て幸せを感じます。

また、地元である愛媛県の店舗で起業できたことに感謝しながら地域貢献として愛媛県産品のPRをすることは、目標の一つです。県産品の商品の販売では、甘夏やキウイのシェイクを全国の人に知ってもらうことができました。みきゃんが全国のCMに出たことは本当にうれしかった出来事です。

起業して、たくさんの人との出会いがあり、たくさんの人に助けられました。縁の大切さをひしひしと感じています。
だからこそこれからもこの縁を大切にしていきたいと思います。

現在の課題

人材育成する中でダイバーシティを考えながら育成していきたいと思っています。得意なところを伸ばし、個性を仕事に合わせられる職場づくりに取り組んでいて、年齢や性別にとらわれず個々の成長できる職場つくりをしていきたいと思っています。

基本である挨拶や思いやりの気持ち、人を認め合うこと、仕事やお金の大切さを今以上に理解してもらい、伝え続けていくのが使命だと思います。

“グラン・ジュテで働くと自己成長や自分の夢がかなえられる場所”と感じてもらう。そんな仲間がまだまだ少ないので、今後は会社の成長と共にそのような人材を増やしていきたいと思っています。

ご自身のワークライフバランスについて

私は「自立と自律」をモットーにしています。
私の娘は、したいことを実現するために目標を明確にし、ぶれませんでした。
その姿をみて“想い”は困難を乗り越える原動力となり、どうすれば実現できるのか考える力が身につくのだと、子育てから学びました。

マクドナルドへの入社を目指した年は、家族それぞれが目標を持ちチャレンジする年でした。住む場所がはらばらになりましたが、家族みんなでスカイプで話し、家族の時間をもつよう工夫しました。

経営者として常に仕事のことは頭にありますが、オンとオフを作っています。従業員を信頼し任せるということも成長の一つと考え、オフの日には旅行に行ったり、孫と遊んだりしています。海外に住む娘に会いに行くのも楽しみのひとつです。

何かをはじめたい女性へメッセージ

「やりたい気持ち」、「なりたい気持ち」、「まっすぐ素直に学ぶ姿勢」をもって進んでください。
大切なことはいつも笑顔で楽しそうにしていること!だと思います。

自分がワクワクした気持ちでいると周りから人が寄ってきてくれ、助けてくれ、一緒に前を向いてくれます。
何かをスタートする時、年齢は関係ありません。やりたい気持ちがあるかどうかです。

スマイルは世界の共通語!!